12/13(水)~1/10(水)の間、3回にわたってフミコム活動入門講座『自分に気づき「思い」を拡げるアプローチ』を実施しました。
講 師 一般社団法人日本グローバル演劇教育協会 代表理事 別役 慎司 氏
参加者 計24名(12/13:9名 12/20:7名 1/10:8名)
何か始めたい思ったときに、「考えすぎてしまってなかなか行動ができない」、「何をするべきなのかがわからない」という思いをもってしまう方向けの講座でした。
このような「思い」をどう拡げていくのかを、演劇のノウハウを取り入れたワークを存分に行い、自分の感情とじっくり向き合いながら、そして他者の意見を取り入れながら受講者の方それぞれの「思い」を全3回で拡げること目的に行いました。
初回(12/13)は、「思いを知る」と題し、即興で行う体験型ワークから気づきを得るという、自分の「思いを知る」ことを目的とした内容でした。自分の思いを話してみて自分の好きなことややりたいことに気づいたり、ペアワークを通じて自分のことや相手のことを引き出したりと、じっくりと自分と向き合うことができました。
2回目(12/20)は、「思いに気づく」と題し、第21回フミコムcafeに参加をしました。前回で知った自分への思いを踏まえて、「自分は何をやりたいのか」というイメージを具体化させるために、区内で活動している15団体のプレゼンテーションを聞きながら、活動への「イイネ!」と思うところを探しました。
最終回(1/10)は、「思いを拡げる」と題し、「私の拡げたい思い」のプレゼンテーションをしていただきました。ここではあまり準備せず、考えすぎず、自分の素直な感情を出すことがポイント。第1回、2回で深めた思いや、膨らませたイメージから自分のやりたいことは何か、拡げたい思いは何か素直に話をしてもらいました。そしてその「思い」はどうすればより実現に近づくのか、グループワークを通じてそれぞれの発表のアイディア出しし、自分の価値観だけでは気づけなかったアイディアに気づくことができたのはもちろん、「そのアイディア良いね!」と他者に言われると、勇気が出たり自信が沸くことを実感して終了しました。
最終的に出来た、一歩踏み込んだ「私の拡げたい思い」を最終プレゼンしました。それぞれやりたいことや考えていること、拡げたい思いは異なっていますが、自分の感情に目を向けた結果、モヤモヤしている思いがある人はプラスの感情に目を向け、ポジティブな思いを拡げていくことが大切であると学びました。【参加者感想】(一部抜粋)○自分の頭の中で定義していた枠を他人のアドバイスによって枠が取り払われ、拡がりました。○ポジティブな感情を持たないようにしていた自分自身に気づけた。前向きに行動したい!○アイディアを共有し、他者の意見を聞くことは大事だと思った。行動につなげたい。今回学んだことを活かして、参加者が行動や活動をはじめる前に踏み出す一歩となりました。