ボランティアや社会貢献活動に興味はあるけれど、何から始めたらいいのかわからない。自分のスキルや知識って仕事以外にも活かせるのか、もっといきいきできる場が欲しい。と言う方に向けて、自分のスキルや知識を生かして一歩踏み出しているゲスト講師の話を聞き、自分が踏み出す一歩を考える機会としました。
9/10(日)14:00~16:00
<登壇者>
・もうやん文京主宰 川西 克典さん
・サメ社会学者 森 力也さん
・ヨガインストラクター 桜乃 まゆこさん
・参加者 10名
9/13(水)18:30~20:30
<登壇者>
・もうやん文京主宰 川西 克典さん
・知育ゲーム「990(くくまる)」を開発 現役大学生 麻生 彰一さん
・スマホアプリ「英読」を開発 藤田 一郎さん
・参加者12名
9月10日(日)14時から開催された休日バージョンでは、上記3人の「当たり前」が披露されました。
1限は知識をシェアするコミュニティ「もうやん文京」を主宰する川西さん。
一人が学べる量には限りがあるので、「学びの分業」をすることが効率的であること、自分の好きなことをアウトプットすることで他者との交流が促されること、情報の受身でいるだけでなく自分の意見・感想をフィードバックすることで主体的に関わっていくきっかけになることが、自分の世界を広げることにつながるとのお話がありました。
2限は、栃木県から駆けつけてくれたサメ社会学のリッキーこと森さん。
サメ好きが高じてサイトを開設したり、コミュニティに属したり、水族館でボランティアをしたり社会とのかかわりにも視野が広がったということをお話してくれました。
ちなみにサメはなんと509種もいるそうです!
3限は、フミコムのすぐ近くでスタジオを開設しヨガインストラクターをしている桜乃まゆこさん。
これまでモデルや舞台女優など競争社会の中で身体表現と向き合ってきた桜乃さん。競争から解き放たれて自分らしく生きるとはどういうことか模索している時に陰ヨガに出会い、自分のやりたいことに向けてどう踏み出していったかをお話してくれました。プチヨガ体験も行い、参加者から好評を博しました。
9月13日(水)18時30分から開催された平日バージョンでは、仕事帰りの方の参加が多い中、上記3人の「当たり前」が披露されました。
1限の川西さんも会社帰りの姿。10日と同様、知識をシェアすること、そこから一歩踏み出したときの世界の広がりについてお話がありました。
2限は現役大学生の麻生さん、入口さんが開発した知育玩具「99○(くくまる)」のお話し。大学時代に何かを成し遂げたい!という思いと、自分たちの経験から遊びながら学べることが理想だという思いからゲームの開発へ。アイディアを製品化、そして「売る」という行為に踏み出すことの大変さ、一方で自分たちの力だけで成し遂げるのは困難なので他者に助けを求めることの大切さを実感したとのお話がありました。
そして近日中にリリース予定の「99○」の体験も行いました。
3限は、会社勤めをする傍ら、誰でも英語を読めるアプリ「英読」を開発した藤田さんからアプリをつくるまでの発想秘話、実際の開発秘話、そしてお金をかけずにプロモーションした秘訣のお話がありました。
自分が英語を学ぶ上で不便に思っていることは、周囲の人も同じだろうとの思いから、ないものはつくる。でも自分には開発する技術がないから、開発できる技術がある人と出会える場所に行く。そしてその人を本気をするためには、自分の本気を見せる。プロモーションも、出会った人の口コミで広めていく、そのために人と出会える場に出て行く。まさにコミュニティの広め方そのものを教えてもらえるようなお話でした。
また、この日は、フミコム朝活「グラフィックレコーディング入門講座」の講師を務めてくれていた本園大介さんが、講座の模様をグラフィックレコーディングしてくれました!出来上がったものは、館内に掲示しています。
自分と地域・社会をつなげる方の踏み込み方は人それぞれですが、インプットしたままではなく、自分の持っているものをアウトプットしていくこと。それが共感を呼んで活動が広まっていくことが伝わる講座でした。
今後も一歩踏み出した方のストーリーを伝え、これから一歩を踏み出したい人を応援する講座を、フミコムでは展開していきます!