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活動報告・発行広報物

第17回フミコムcafe ”あそびの生まれる場所”が地域を育む。

地域連携ステーション フミコム
  • 文京区全域
  • 福祉・健康(高齢者/障害者/その他)
  • まちづくり・安全
  • 子ども
<ゲスト>
・文京区にプレーパークをつくる会 ぐうちょきパラダイスの皆さん
・NPO法人ハンズオン埼玉常務理事 西川 正さん

・参加者 31名

公園にいって目にするのは禁止事項が羅列された立て看板。子どもの遊びをめぐる環境はどんどん窮屈になっています。
そんな中「自分の責任で自由に遊ぶ。」を理念としたプレーパークの活動が広がってきています。
今回は文京区で月1回プレーパークを運営しているぐうちょきパラダイスの皆さんと、NPO法人ハンズオン埼玉の理事で「おとうさんのヤキイモタイム」など地域住民のであいの場づくりの活動を進めている西川 正さんをゲストに迎えて話題提供をしてもらい、地域においての「あそび」が持つ意味を考えました。
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最初に、ぐうちょきパラダイスの皆さんから、プレーパーク(冒険遊び場)とは何か、「自分の責任で、自由に遊ぶ。」というプレーパークの理念、ゲストの皆さんがプレーパークに出会ったきっかけと文京区でプレーパークを始めようと思った経緯、プレーパークで展開されている遊びの状況などについてお話がありました。
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続いて西川さんのお話です。公共の場での禁止事項が増えている背景には、苦情を本人に直接言うのではなく、公共機関の職員を介して間接的に伝えていること。苦情を防ぐために公共機関が予め禁止事項を増やしていっていることの説明がありました。遊びとは本来誰かに指示されるものでも、メニューがあるものでもないのに、「○○で遊んでいい?」と聞くような子どもが多い印象もあります。「○○していい」など”行為”を認めるのではなく、子どものあるがままの”存在”を認めていくことが、子どもの育ちには大切なのではないかとのお話でした。
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ゲストのお話が盛り上がったため、質疑の時間は十分には取れなかったのが残念でしたが、アンケートではたくさんの感想等を寄せていただきました。
<アンケートの感想より>
・許容をつくっていくというのか、何でも楽しいという瞬間を大切にしていけたらと思いました。
・「なんの価値もないこと」が認められないと自己肯定間が低くなる。「遊び=表現」。今日一日が面白かったから、明日も面白い日だろうという考え。これらが印象的でした。
・遊びというのは一人ひとり違って主体性がとても大切なんだということがすごくよくわかりました。
・子どもと親の間で「遊び」に関するギャップが大きくあるように感じます。その溝を埋めるにはどうしたらいいでしょうか。
・プレーパークで自由に遊んだ子どもたちが、勝手に集まってプレーパークでない場所で自由に遊んでしまえる環境が大事だと思った。
・ミヒャエル・エンデの「モモ」が今いなくなったように思います。
・まちのあちこちに「あそび」の空間をつくっていきたいです。
・”良い”遊びとは何なのか、改めてよくわからないなと思いました。
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また、この日はどっとフミコムの登録団体でもある「遊び創造集団 たのしーのひ」による「あそび家さん」も開催。空間に合わせて、その場にあるもので自由な遊びが展開され、親御さんと一緒に来ていたお子さんも大満足のひと時でした。
資料・パンフレット

地域連携ステーション フミコム(文京区民センター地下1階)