4月のフミコムcafeは、ドナルド・マクドナルド・ハウス東大 サブハウスマネージャーの藤本さんをゲストにお迎えし、施設の概要やドナルド・マクドナルド・ハウス東大に勤め始めたきっかけをお話しいただきました。イベント後半では、4グループに分かれて今回の藤本さんのお話を聞いて、ボランティアに関すること、感じたことを共有いたしました。
イベント前半、まずは藤本さんのお話を聞き、ドナルド・マクドナルド・ハウス東大が建てられた目的や施設でのボランティア活動について教えていただきました。ハウスは、20歳未満の難病を抱えたお子様が入院する際に、付き添いされる保護者様が大きな病院のそばに滞在できる場所を提供している団体さんです。また、東大ハウスでは約200名ものボランティアさんが活動しているそうで、参加者のみなさんも驚かれていました。
ドナルド・マクドナルド・ハウス東大では、泊まっていらっしゃる方々に「大丈夫!」等の安易な言葉は利用者さんに不快な思いをさせることがあるので、使わないというのが参加されたみなさまにとても印象的に刺さったようです。
イベント後半では、グループワークで「自分で活動方法を決められるボランティア」「活動方法が詳細まで決まっているボランティア」について、どちらがご自身として活動していきたいかを考え、グループで共有しました。「自分で活動方法を決められるボランティア」を選んだ人は、自分のペースで活動できる、自分の得意分野を活かすことができる等の意見が挙がりました。「活動方法が詳細まで決まっているボランティア」を選んだ人は、活動方法が決まっているから何をするかがわかりやすい、役割等が決まっているから活動を進めやすいという意見がありました。
開催後のアンケートでは、
・普通に生活していると見えてこない、病児、その親御さん、きょうだいなどの家族、子どもの友人たちの心のケアについて改めて感じることがあった。
・ボランティアをする際の心がけの部分、医療方面でのボランティアだからこそ、しっかりとした気持ちが必要なんだなと思いました。そして、今後はどんなボランティアに参加する際にも参考になるお言葉でした。今後、私にできることを見つけてドナルドハウスを応援したいと思います。
また、今回のフミコムcafeから【今月のいっぽ】と題して、参加者のみなさんがゲストのお話を聞いて考えた『自分にできそうなこと』をひとことずつ書いていただきました。
毎月に館内に掲示していきますので、フミコムに来られた際は、ぜひご覧ください!
ドナルド・マクドナルド・ハウスでは、マンスリーサポーター募集やWISHリストを基に物品サポートを募っているとのことです。詳細につきましては、東大ハウスさんまでお問い合わせください。
◆ドナルド・マクドナルド・ハウス 東大ハウスHP
https://www.dmhcj.or.jp/jp-house/1600/
(電話番号:03-3812-9877)
藤本さん、ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
今後もフミコムではさまざまな講座を開催予定です。
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