色合い
文字サイズ
活動報告・発行広報物

【開催報告】[第86回フミコムcafe] 千石に最高の現実逃避空間を~ごく普通のサラリーマンが古民家で無人のレコード&古本屋を開いてみた~

地域連携ステーション フミコム
  • 文京区全域
  • 文化(芸術/スポーツ/教育/その他)
  • まちづくり・安全
  • 職業・暮らし
日時:2023年6月24日 (土) 13:30~15:00
会場:コドモカフェ・オトナバーTummy(文京区千石3-5-15 1階)
ゲスト:渡辺 一行さん(ムジンレコーズ店主/文京区在住)
参加者:16名

6月のフミコムcafeは、文京区民センターを飛び出して、千石にある『コドモカフェ・オトナバーTummy』にて開催しました。そこで普通のサラリーマンである渡辺さんが、"無人販売の店舗"から千石にどんな繋がりを広げようとしているのかお話を伺いました。
2.jpg
3.jpg
まず、今回会場となったTummyを運営している橋本さんより、千石の居場所であるTummyについて、紹介していただきました。2022年12月にオープンして半年が経ち、子どもから大人まで集い、地域に知り合いが多くなっているとのお話しでした。

それから参加者の自己紹介タイムです。テーブルごとの自己紹介では、「ムジンレコーズには行ったことがあるが、今回店主の渡辺さんに初めて会えるのを楽しみに来ました。」「コロナ禍だったので久しぶりのフミコムcafeの参加です。」「最近文京区に転居してきたので、文京区のことを知りたくて来ました。」など、この講座の参加のきっかけの話も出て、和やかな雰囲気で講座が始まりました。
4.jpg
渡辺さんからの本日の講座の目的は3つ。
1.文京区千石にある無人のレコード・古本屋『ムジンレコーズ』の存在・目指す姿を皆様に知っていただく。
2.皆様と『ムジンレコーズ』とのこれからのつながりや、一緒にできそうなことについて、イメージを持っていただく。あわよくば新たな取り組みの実現の第一歩としたい。
3.『ムジンレコーズ』がこれから実施するプロジェクトでのご協力をお願いする。

『ムジンレコーズ』は、渡辺さんが大好きな本やレコードがなくなってしまうという危機感から、それを残したいという熱い想いで、築70年、家賃6万の古民家で2022年2月にオープンしました。
『ムジンレコーズ』は、無人でありながら、そこに渡辺さんがサラリーマンとして培ってきた経験を活かしたマーケティングの仕組みや、電子決済など、新しい方法が採用されています。”無人”なのに、そこから繋がりができているというお話がとても面白く、これからの地域活性化のヒントになるのではと思いました。
5.jpg
6.jpg
グループディスカッションでは、渡辺さんのお話しにもあった「あなたの描く理想のまちはどんな街?」というテーマについて、一人ずつ付箋に書いてグループで共有し、発表してもらいました。
「緑のある街」「安心できる街」「ご近所仲良い街」など、たくさんの街のイメージがあがりました。
7.jpg
8.jpg
講座後は希望者で『ムジンレコーズ』の見学会。
渡辺さんに、徒歩で千石の街を散策しながら、『ムジンレコーズ』まで案内してもらいました。
たくさんのレコードや古本と、素敵なインテリアに囲まれた落ち着いた趣のある素敵な空間です。

今回、講座のあったTummyで、そして見学をした『ムジンレコーズ』で、渡辺さんと参加者、参加者同士でつながる姿がたくさんありました。
フミコムcafeに参加することでつながれる、そして次の一歩につながるフミコムcafeに、是非皆さまも参加してみてください。

●ムジンレコーズ
https://www.mujinrecords.com/

●TUMMY
https://tummy-bunkyo-ku.jimdofree.com/

その他、フミコムではさまざまな講座を開催予定です。フミコムHPやフミコムFacebook等でお知らせしておりますので、ぜひご覧ください。
*フミコムホームページ:https://fumicom.tokyo/
*フミコムFacebookページ:
https://www.facebook.com/bunkyofumikomu/