今回は、今年度のBチャレ(提案公募型協働事業)※で応援している4団体の方から対象事業の発表、発表を聴いて興味を持った団体との情報交換を行いました。
前半は、4団体から今年度のBチャレで取り組んでいる活動内容や、参加した企業などと連携したいポイントについて紹介していただきました。
(以下、発表順)。
1.NPO法人サンカクシャ
「地域に開かれたカフェを活用した孤立防止のためのつながり作り事業」
【連携ポイント】
・若者が地域で様々な大人に触れる機会をつくるための連携
▼NPO法人サンカクシャ
https://www.sankakusha.or.jp/
▼DAISY BEANS
https://www.instagram.com/daisybeans_hongou/
2.一般社団法人グッドネイバーズカンパニー
「くちビルディングで「食べると笑うを支える仲間の輪」を拡げようプロジェクト」
【連携ポイント】
・オーラルフレイル予防ができる日めくりカレンダー「まいにち、くちビル」を活用した地域展開
・オーラルフレイル予防のプログラムを実践する担い手育成に必要な地域展開
▼一般社団法人グッドネイバーズカンパニー
https://gnc.or.jp/
▼まいにち、くちビル
https://kuchi-building.jp/mainichi_kuchi_building
3.さきちゃんち運営委員会
「みんながつながる ワークスペースさきちゃんち」
【連携ポイント】
・9月開設予定のワークスペースの環境整備(DIYなど)への協力
・こども食堂の開催に向けたキッチン整備への協力
・チャレンジ・プログラムでの連携
▼さきちゃんち運営委員会
https://sakichanchi.org/
▼ワークスペースさきちゃんち
https://sakichanchi.org/?page_id=1918
4.ぶんぶく屋上養蜂部
「ぶんぶく屋上養蜂部」
【連携ポイント】
・文京区で採蜜をした「ハチミツ」を使った連携
・文京区の身近な環境を考えるきっかけとして養蜂活動の周知
・男性が地域で社会参加を実践する機会として連携
▼ぶんぶく屋上養蜂部
https://m.facebook.com/Boon.Book.Yohobu/
後半では、発表を受けて団体ごとに個別の部屋を分けて、質疑応答や情報交換を行いました。
〇情報交換の内容(一部)
・若者の体験として企業の資源と連携した企画(サンカクシャ)
・学生と連携した活動の展開(グッドネイバーズカンパニー)
・「食」、「本」のイベントでの連携(さきちゃんち運営委員会)
・ハチミツ製品づくりにおける手続きを含めた連携(ぶんぶく屋上養蜂部)
その他、団体に個別のアイディア提供、連携のやり取りから、新たなつながりに向けてサポートしていきます。
〇開催後の参加者アンケート(一部抜粋)
・参加企業の多様さと関心の高さ、出てくる連携のアイディアの具体性に、良い意味で驚きました。
・企業をはじめ、大学や高校などとの交流の機会を頂けたことが非常に良かったです。
・活動に対する想いや考え方がよくわかりました。他の参加者の方も地域のためにどう関われるか話をされていて、引き続き地域への貢献の仕方や団体との連携方法を研究していきたいです。
・企業として支援させていただく形以外にも、従業員が直接参加する形でもご協力が可能であるということに気づきました。
・コロナ禍で思うような活動展開ができていないことが最も大きな課題です。早く対面での活動が再開できる状況になることを祈るばかりです。
企業地域連携推進ネットワーク会議では、今後も区内企業のニーズなどに応じた情報提供を行いながら、新たなつながりを生み出す場として開催していきます。
フミコムでは、これまで会議に参加されたことがない企業の方でも、社会課題解決・地域連携に関するご相談も受け付けております。お気軽にお問い合わせください。
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※Bチャレ(提案公募型協働事業)
地域連携ステーション「フミコム」の目的である「新たなつながりを創出し、地域の活性化や地域課題の解決を図るための協働の拠点」の体現化を目指し、区民や団体による地域課題の解決や地域活性化に向けたチャレンジを、協働で実施することを応援する事業です。