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活動報告・発行広報物

【開催報告】第56回フミコムcafe拡大版「コロナ禍でのつながりを○○する活動見本市」

地域連携ステーション フミコム
  • 文京区全域
  • 福祉・健康(高齢者/障害者/その他)
  • まちづくり・安全
  • 国際・人権・男女共同
日時:2020年11月21日(土)10:00~15:15
会場:オンラインにて開催 *Youtube Liveでの配信
参加団体:約13団体
視聴実人数:293人(※2020.12.31時点)
例年は文社協の「文京つながるメッセ」内のひとつのコンテンツとしてフミコムが実施している「活動見本市」ですが、本年は新型コロナウイルスの感染拡大によりつながるメッセが中止になったことからオンラインでの単体のイベントとして実施しました。
オンラインでつなぎ続けた5時間の長丁場。
主催であるフミコムにとってチャレンジな企画となりましたが、当日リアルタイムで視聴してくださった方も50名を超え、オンラインのイベントとしても興味を持ってくださる方が多く嬉しい限りでした。

直接会って言葉を交わす、という今までのつながりかたがむずかしくなりました。
つながりを保つために、オンラインでのコミュニケーションツールも急速に拡がりを見せ、新しいつながりかたの選択肢もたくさん増えましたよね。
そんな今だからこそ、今までの活動や自分自身を振り返り、つながりを保ち、つながった先に何を目指すのか。見つめなおすきっかけになれば、というところから今回の見本市の企画は始まりました。
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今回はフミコムとつながりのある団体だけでなく、地域福祉推進係の地域福祉コーディネーターと連携し、地域の居場所などの地縁型活動やテーマ型活動など、さまざまな団体にゲストとしてご参加いただきました(*下部に参加団体一覧を掲載しています)。当日は、それぞれの団体(または個人)の活動について、またこの「コロナ禍」において活動を保ち続けるために工夫した点、これからの活動をどのように行っていきたいか、ということについてそれぞれゲストの方にお話をしていただきました。

会場にいらしての生トークもあり、Zoomでリアルタイムでつないでのトークもあり、事前に撮影して動画を編集したうえでの配信もあり、と「オンライン」とひとくちに言ってもさまざまなつながりかたがあることを見本市というイベントの中でも表現できたのではないでしょうか。
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当日、コメンテーターとしてイベントを盛り上げてくださった東洋大学国際学部の藪長先生より、このイベントについてコメントをいただきましたのでご紹介します。

「見本市では、新しく始まった活動から定着した活動まで、フミコムがつながってきた取組が工夫を凝らした形で紹介されました。大勢が参加するものもあれば単独のものもあり、つながりの場づくりや困りごとの解決、発信する取組など、多彩な顔触れがそろいました。
 コロナ禍の厳しい状況下では、人とひととの強固なつながりだけでなく、違う風を吹き込み突破口や解決策を生み出すための外向きのつながりも大切です。これまでフミコムは、この外向きのつながりを紡ぎながら、区内の様々な活動や知恵と工夫を新しい角度からとらえなおし、人とひとや活動を結び、芽を出そうとしている活動を支援することを通じて『地域福祉の原石を発見し、磨く』役割に取り組んできました。見本市の映像からは、子どもから大ベテランまでが生き生きと楽しく参加し、創り上げる様子が伝わってきました。まさに、フミコムの本領を発揮する機会となったと思います。」
*説明文:イベント終了後には、ご近所イベントクリエーターの安達睦さん進行のもと、オンライン交流会を開催しました!
*イベント終了後には、ご近所イベントクリエーターの安達睦さん進行のもと、オンライン交流会を開催しました!

当日、ご視聴いただいた皆さまからも本イベントの特設ページからたくさんの温かいコメントいただきました。また、アーカイブ配信も多くの方にご視聴いただいております。この場を借りて改めて感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

いまだ「コロナ禍」が続き、不安な日々を過ごす方も多いかと思います。誰もが経験したことのないこの未曾有の事態においては、今回ご登壇いただいたゲストの皆さまも、もちろん私たちフミコムも、悩み模索しながら過ごしてきました。ゲストのお話の中でも、戸惑い悩みながら活動をしてきた葛藤が伺えました。
しかし、これまであたり前にできていたことができなくなりふと立ち止まったからこそ、改めて「誰のため、何のための活動なのか」を見つめ直すことができた機会でもありました。その中で見えてきた”大切にしたいつながり”を絶やさないために、できることをできる範囲で取り組んできたことが、今回のイベントを通して知る事ができたように思います。

本イベントは現在もアーカイブ配信中です!見逃してしまった、という方もぜひ下記URLからご視聴ください。ご視聴いただいた皆さまがほんの少しでも前を向き、一歩踏みだせるような機会になれば幸いです。

\本イベントのアーカイブ配信ページはこちら!/
https://www.youtube.com/watch?v=nBHmNc3YCi4
(期間限定配信となっておりますのでお早めに!)
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*今回ゲストとしてご参加いただきました団体の皆さまをご紹介します。

<地縁型活動>
●こまじいのうち
…懐かい昭和の雰囲気あふれる民家で、地域みんなの居場所として開設しています。
●こびなたぼっこ※
…元お米屋さんを活用した地域の居場所で、今年9月にオープンしました。
 (元お米屋さんの名残を残すため、名前に「※」を入れています。)

<活動団体クロストーク>
●文京多言語サポートネットワーク
…外国人居住者に対して多言語による支援活動を行い、より生活しやすい環境づくりを目指しています。
●身近な発達障害について話す会
…発達障害についての情報交換や交流を目的としたお茶話会を開催しています。
●文京SOGIにじいろサロン
…人それぞれ違う性のあり方やお悩みなどについて気軽に語り合うサロンを実施しています。
●一般社団法人プラス・ハンディキャップ
…「生きづらさ」を抱えている方向けのキャリア支援やWEBメディア事業を行っています。

<テーマ型活動>
●ぶんぶく屋上養蜂部
…区内企業の屋上で養蜂活動を実現するため、自主的な勉強会などを開催しています。
●NPO法人サンカクシャ
…学校や社会に馴染めない若者が孤立せず自立にむかえるよう社会サンカクを応援しています。
●一般社団法人アルバ・エデュ
…「日本の子どもたちに話すちからを」をモットーに子どもたちのプレゼン能力を高める活動をしています。

<プチ活動紹介>
●おもちゃ絵 活動
…自粛生活を少しでも楽しく過ごすための手助けとして、おもちゃ絵シートを製作・提供しています。
●GBER(ジーバー)
…元気高齢者の地域活動をサポートするウェブプラットフォーム「GBER」についてお話します。
●搾り屋935
…文京区本郷にある、グリーンスムージーなどの野菜・果物ジュースとサラダの専門店です。
●文京学院大学 SLF委員会
…コロナの影響で大学に行けない新入生のために、先生をゲストに呼んでラジオを実施しました。
今後もフミコムではさまざまな講座を開催予定です。フミコムHPやフミコムFacebook等でお知らせしておりますので、ぜひご参加ください。

◆イベント特設ページ(こちらからもアーカイブをご視聴いただけます)
 https://peraichi.com/landing_pages/view/fumicom2020
◆フミコムホームページ
 https://fumicom.tokyo/
◆フミコムFacebookページ
 https://www.facebook.com/bunkyofumikomu/