最初は入門編同様「せん」を描くというワークからスタート。
「線」「千」「戦」など皆さん思い浮かぶものは人それぞれ。そこから思い浮かぶものをグラフィックで表現していきますが、さすが実践編というだけあって、皆さんの表現力が本当に豊かです!
個人ワークの後には同じグループの方同士で自分の作品を見せ合って新たな発想を得ることも繰り返しました。講師の一方的な座学ではなく、受講生同士で主体的に学び合う、この講座ではそんなことも大切な学びの要素として捉えています。
続いて、顔の表情のつけ方。入門編を受講していない方もいらっしゃるので、おさらいの内容も踏まえつつ、自分の中の“枠”を外して大胆に描いてみるワークを行いました。体の動きもプラスすると表現は無限大に広がります。
次に、モノの「本質」をどう捉えるかというワークにチャレンジ。
どの部分を表現するとそのモノらしさが表現できるか、これを考えながら描けるようになるといろんなグラレコの場面で役立ちます。
最後に行ったのは擬人化。モノをあたかも人のように表現するには?というものです。
今回は「ブラック企業」「ホワイト企業」を題にチャレンジしてみました。
1回目はいわば準備運動。十分に発想力を養い次回に備えます。
2回目はアイスブレイクで直近一週間のできごとをグラフィックで表すことにはじまり、短時間で4つのお題を表現してみるワークでウォーミングアップ。
続いてグラフィックレコーディングを実際にする上での視点。
5W1Hを意識して書くということを詳しく学びました。
なんのために、誰のために書くのかを意識することで、何を描いて何を描かないかの判断も変わってきます。
その後、紙に書かれた文章を短時間でレコーディングして見る練習を。
ニュースの動画配信サイトを見たり聞いたりしながらグラレコしてみるというのは日常取り入れやすい練習方法になりそうです。
最後には講師が読み上げた短い童話をレコーディングしてみる練習を行い、講座は終了しました。
時には難しいお題に取り組みながらも受講生の皆さんの笑顔が絶えず見られるグラフィックレコーディングの講座。来年度も少し趣向を変えながらも続けていけたらと思っています。
ご関心ある方は引き続きチェックいただけたら嬉しいです!