今回は事前の発表用パネル作りの段階から発表団体とフミコムとで打ち合わせを重ねてきました。それぞれの魅力ある活動を限られた文字数と写真で表現するため、なかなか完成に至らないケースもありましたが、団体の皆さまにとっては自分達の強みや魅力を再確認する機会に、フミコムにとっては団体をさらに良く知る機会になりました。当日使用したパネルは、フミコム館内で掲示しておりますので、是非ご覧いただければと思います。
当日の発表は3分間という限られた時間でしたが、発表者それぞれに工夫を凝らしたプレゼンが展開されていました。巧みな話術を駆使して活動を紹介する方、自前の資料を用いて丁寧に説明する方、地域活動を始めた思いをストレートに話す方・・・それぞれの個性豊かなプレゼンに参加者の皆さまも笑顔を交えつつ、真摯に聴き入っていました。
その後はプレゼンや発表者へのメッセージを書いた付箋をパネルに貼りながらの交流の時間となりました。目の前で発表していた方と直接話すことができる時間ということもあり、それぞれのブースで盛り上がりを見せていました。もちろん発表者同士の交流も盛んに行われていましたが、一般の参加者と発表者が話す場面も数多く見ることができました。中には次の団体イベントに是非協力させてほしいといった、今後の展開が楽しみになる話もありました。
今回、見本市終了時に参加者の皆さまが「もっとつながりたい、もっと話したいと思う団体が1団体以上見つかっている」ことをゴールに設定していました。そして、多くの方がそれを達成できたようです。見本市終了後にご記入いただいたアンケートにも、そんな声が書いてありました。
(アンケートから一部抜粋)
・プレゼンを聴くだけではなく、各団体の方とお話しできて、たくさんの種まきができました
・皆さんの志、目指すものは共通する。お互い協力すればもっと良いことができる
・文京区でどんな団体がどんな活動をされているのか、それを広く知る事のできる貴重な場でした。一緒にたってみたい団体さんなどもあり、参加させていただけて良かったです
・距離が近くて楽しい見本市でした。皆さん文京区なので、つながりやすいのも嬉しかったです
・今の事業立ち上げにあたって、困っていたことをダイレクトに解決していただけそうな方とつながれて最高でした
大盛況の内に終了した活動見本市、これをキッカケに新たな展開が推進され、まちの活性化や社会課題の解決が促進されることを期待していますし、そのためのサポートをこれからもフミコムは全力で取り組んでまりいます。
フミコムでは今後も地域の課題を知るはじめの一歩、新たなつながりを創るキッカケの場として、フミコムcafeを開催していきます。これまでご参加いただいたことがある方はもちろん、そうではない方のご参加もお待ちしております。
尚、12月のフミコムcafeは「2020を望む交流会」。
文京区にたくさん"つながるキッカケ"を生み出したお2人をゲストに迎え、12月18日(水)19:00~20:30に交流会を実施します。年末のお忙しい時期かと思いますが、是非ご参加ください。
https://www.d-fumi.com/article/detail/1093/